« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »

2008年1月29日 (火)

平常心

Yukimichi1  「集中」について、その後も考え続けているわけですが、夢中から集中に行くパターンのほかに、平常心から集中に入るパターンもあるなと思いました。

 剣道で「平常心」は合言葉。試合は相手を打ち負かすものではなく、日々鍛錬の成果を発揮する場。試合で実力以上のものが出るわけはない、したがって平常心を保ち、いつも通りの力を発揮することに集中する。

 その「集中」をするために、日々稽古で繰り返している所作を平常通り丁寧にこなしていきます。道着を着て袴を結び、防具をつけたら、礼をして道場に入り、心沈めて正座黙想し、面をかぶり竹刀を持つ。すべての動作に細かな決まりがあり、それらを辿っていくうちに自然と集中力が高まっていくのです。

 スケッチに応用できるでしょうか。具体的に道具を使ってどうこうというよりも、この心構えのようなもの、邪心や不安を払って、目の前のものに心を統一していくようなことができたら、いいのですが。

 相撲の千秋楽を観ながらそんなことを考えていました。

| | コメント (9) | トラックバック (1)

2008年1月26日 (土)

はじめての、わかさぎ釣り

 本州一の極寒地といわれる盛岡市藪川地区、岩洞湖(がんどうこ)はわかさぎ釣りのメッカ。氷点下20℃近い中、吹きっさらしの氷の上でじっと糸を垂らすなんて、どんな苛酷体験かと思いきや、意外に快適でとても楽しかったです!

Wakasagi1_2  わかさぎ釣りは朝方が勝負ということで、4時起きで向かいました。家の周りですでに-11℃。
でも、星が綺麗な晴れ空です。

 到着したら、500円の日釣り券を購入して、湖に下りていきます。凍った湖の上に30cm近いサラサラの雪が降り積もっていました。

Wakasagi5  ここ、と思う場所に専用のドリルで穴を開け、その上にテントをかぶせ、中で釣りを楽しみます。中ではバーナーでお湯を沸かし、コーヒーを淹れたりして、思いのほか暖かい。

Wakasagi3  小さな釣竿から針を垂らします。

←ものすごくかぶりついていますが(私が)、その必要はありません。手首でくい、くいと誘惑するだけで、いるときはじゃんじゃんかかるそうです。

Wakasagi4_3  私の今日の戦果は・・・・・・
4時間で、一匹!しかもチビッコでしたが、かかったときの興奮と、手の中でピピピっと体をよじったあの感覚はちょっと忘れられない・・・

Wakasagi2_2  それにしても、いいお天気でした。

 実は、スケッチブックを持って行ってて、途中でちょっと描き出したですが、釣り糸がふわっと揺れるだけで、もう気が気じゃなくて!!ただ、強い意志を持ってすればかなり快適にスケッチも楽しめそうです。

 小さなテントでの静かな時間。カップルやファミリーにはもちろん、一人きりになりたい方にも、とってもおすすめです。

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2008年1月24日 (木)

完成~!

Home8  こんな仕上がりです!
なかなか良い感じです。嬉しくてくるくる巻いて見せに行ったところ、お店のディスプレイをよけて、こんな風に演出して下さいました~ 感激・・・

 仕上がるまでには、それぞれの工程でエキスパートの方々が手取り足取り教えて下さいました。どの方も作業が非常に丁寧で手先が驚くほど器用、そして妥協が無い。プロフェッショナルとはどういうことか(こういうことか!)と考えさせられました。

Home9  毎日お昼は働くみなさんとお弁当を食べ、お漬物や味噌汁やデザート、3時のおやつや手土産までいただいてしまいました。あまりに楽しいので、今日も一日糸紡ぎをさせてもらいました。染めた毛を全部紡いだら、こんな量に!

 4日間、とても貴重な体験をさせていただきました。
部分的な体験(織りのみ、とか)もできるそうなので、花巻にいらっしゃる際には、ぜひ温泉&ホームスパン、おすすめです☆

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年1月23日 (水)

ホームスパン体験

 東京では雪が降ったようですね。何人かから「東京も雪だよ~」というメールをもらいました。雪で私を思い出してくれるなんて、嬉しい!

 さて、この3日間、どっぷりホームスパン体験をしています。ホームスパンとは、手染め・手紡ぎ・手織りの毛織物(詳細はこちら)。体験講座では、マフラー作りを通して一連の作業を体験します。ずっと前からやってみたいと思っていたのです!

Home1_21日目午前  最初に手渡されるのは、羊の毛。好きな色に染めます。色見本(無限に色とりどり)から3色選び、染料を調合。厳密に量り湯に溶かし、羊の毛をぐつぐつ煮ます。

Home2_31日目午後  染め上がって乾かしているところ。
もくもくしています。
ちょっと羊のにおいがします。
半乾きになったら、ダマダマを手でほぐします。
これが案外大変。
ほぐせばほぐすほど増えていく~

Home3  機械でのしてフワフワになったところ。うすーいワタが重なっている状態。500gの羊の毛が衣装ケースに入りきらないほどにまで膨脹します。
白いのは染めてない羊の毛。

Home42日目午前  上のワタを薄く細い束に裂いてから、糸を紡いでいきます。ここが全工程中一番大変!細くなったり太くなったり、切れたりキュルキュルねじれたり・・・でも、一番楽しいかも。

Home52日目午後 糸巻きに移して、鍋で蒸し、ヨリを定着させます。この毛糸を使ってハタ織り機でマフラーを織っていきます。蒸し終わったら縦糸を測り、それを切れにくくするため、ノリに浸けて乾かして強化。
それにしても、本当にひとつひとつ信じられないほど手間と時間がかかっていて、進むほどに感動。

Home63日目 いよいよ織り。はじめての巨大で繊細な機械。もぐったり挟まれたり、ひーひー言いながら縦糸を通し、横糸を巻き換え、それだけで午前中いっぱいかかりました。織りはじめてしまえば、そこからはもうルンルンじゃんじゃん突き進むのみ!
通常、体験では無地らしいのですが、無理を言って紡いだ4色全部を使わせていただきました~♪

 織り終わっても、まだやることが。家で手洗いしてノリを落とし、乾かしてスチームアイロンをかける。毛糸が絡んでやわらかく、丈夫になるようです。完成品はまた明日!岩手の手仕事万歳!!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年1月20日 (日)

夢中力

 永沢まことさんのサイトに「集中」についてのコラムが載っていました。いつもながらとても興味深いお題です。

 私の場合、「集中」は「夢中」と同義語です。
自分が大好きなもの、描きたかったものなどには、出会った瞬間に集中できます。それは描ききるまで途切れることはありません。

Jyaguchi_4   そして、「好き」プラス「追い込まれ感」があると、なお燃えます。

 たとえば、
二度と来られない場所で
一期一会の人々を入れて
酷暑or極寒の環境の中で
短時間なのに無謀なサイズに描き出す、とか。

 バランスも何もおかまいなしで、なりふり構わず、わき目も振らず、失敗の恐怖も吹っ飛ばして、ただひたすら描き進む緊張の時間。

 そんな瞬間には、受身だけでは出会えません。日ごろから、自分が何に興味があって何になら夢中になれるのか考えること、その上でアンテナと感性を研ぎ澄ませ、心構えと準備をしておかなくては。旅でのスケッチはそのへんがいろいろクリアされているので、入り込めやすいのだと思います。

 絵を描くためには、描く時間以外も大切に過ごさなくてはですね。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2008年1月19日 (土)

おすすめ☆スタンプ展

Stampten  スケッチ仲間のSuzuさんが、いつの頃からかすっかりスタンプ作家さんになり、とうとう個展を開かれることになりました~!

 作品は、スケッチで鍛え上げられた美しい線を元に、ゴム版を彫り、台を付け、と、ひとつひとつが心のこもった手作りです。すでに私はひとつ持ってるんですよ~!(写真ご参照) 手紙や手帳、本や布にもポンポンポン。今回の展示でも販売があるそうです。一点モノだから早いもの勝ちですよーーー

Suzuの「大人のためのスタンプ展」

日時 1月17日(木)~22日(火)10:30-18:00(最終日は17:00)
    ※20日(日)はお休み
場所 アートブックショップ内 abcギャラリー
    神保町駅か九段下駅から徒歩3分

~続報~

Suzutensuzuさんのスタンプ展行ってきました!
本当に素敵~☆☆☆
モチーフ、技術、演出、バランス、雰囲気、どれをとってもsuzuさんにしか表現できないもの。もうこのままショップとして永続されてもいいんじゃないかと思えるほどでした。

 こちらのギャラリーは、海外の手芸本を中心に揃える書店に併設されています。本のテーマも徹底ぶりも神保町ならでは。お店の方々も親切でほんわかと優しく知的、どこをとっても“また足を運びたい”と思わされるお店でした。さすがです、suzuさん!!!

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年1月14日 (月)

雪降りの日の音

Yukikaki1_2 雪の降る日はほんとうに静かで、いつも静かなのに、さらにさらに静か。

 雪の上では車のタイヤ音もすっぽり飲み込まれます。鳥たちはどこかで雪やどりをしているのでしょう。

 ザッザッという音は、雪が小降りになった合図。雪かきがはじまります。
お客さんのために、家族のために。

 -8℃の中、セーターを腕まくりして。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年1月12日 (土)

ふわふわと~

Yuki2_2  とうとう真冬日突入です。真冬日とは、最高気温が0℃以下、要するに、とっても寒い日のことです。

 真っ白な景色、見飽きることはないのですが、飛蚊症に参ってます。目の前に糸くずみたいな浮遊物が目線を追っかけてふわふわ~っと、いっぱいあるんです。白い紙、白い景色のときにはよりいっそう。近視、目の疲れ、老化、どれもあてはまるから仕方ないか。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2008年1月10日 (木)

花巻散歩道② 町中

Hanamaki4_3  今日は久しぶりに晴れ。けれど、日中でも最高気温は1℃です。

 散歩していたら、杖をついたおじいさんに道を聞かれました。きっと答えられないだろう(その前に、聞き取れるかどうか)とオドオドしていたところ、なんと、しっかり完璧な道案内をすることができました!ちょっと市民らしいことができて誇らしい気分でした。

**

Hanamaki3_2

*

 歩きながら『ここでしかできないことはナンだろう』と考えます。

テレビやネットを見ていると、あちこち見たくなったり、行きそうになったりしてしまうけど、今のこの環境を堪能しないのはもったいない、と改めて思うのです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年1月 8日 (火)

花巻散歩道① 豊沢川沿い

 駐車場の雪もすっかり根雪となり、あちこちが眩しい今日この頃。花巻で迎えるはじめての冬、ちょくちょく散歩する道をご紹介します。

Toyosawa1  わが家の裏の豊沢川。なめとこ山から流れるこの川は上流に行くと個性豊かな南花巻温泉郷があり、下流では雄大な北上川に合流します。釣り人もよく見かけます。右手奥は東北本線。

Toyosawa2_4  これ、これ、東北本線です。東京から青森までつながっています。
手動ドアでワンマンで無人駅で2両ですが、何か?景色はバツグンですよー
 田植えの季節にまた乗りたいです。

Toyosawa3  下から見たら、線路は2本ありました。
上下線?ひとつは貨物専用かも?
雪解け水がぽたぽた垂れてきて大変~

* 

雪が降ってきたので、今日はここまで。
ふわふわと舞うような軽い羽のような雪です。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年1月 6日 (日)

年賀状にウフフ~

 お正月の楽しみ、それは何といっても年賀状!

Nenga_2   絵の仲間からは、腕によりをかけた年賀状が届きます(写真は元旦組)。
まずはなるべく名前を見ずに絵を見て、誰のものか想像します。スケッチ作品だとわかりますが、意外なタッチでイラストを描かれていたり、ハイセンスなデザインであったり、新たな一面を発見するのも楽しいです。

 添えられたメッセージも嬉しい!多かったのがについてのこと。
「本、買いました」(ありがとー!)
「本屋で見ました」(買ってーー!!)
「本屋で見かけました」(せめてめくってーーー!!!)
いずれにせよ、ありがとうございます。

 ところで、年賀はがきのお年玉抽選日が1月27日になっていますが、毎年15日頃でしたよね?すごく楽しみにしているのだけど、忘れないようにしないとー!ケアンズ5日間か任天堂wii狙いで☆

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年1月 4日 (金)

年始ごあいさつ

Yakiimo   新年あけましておめでとうございます

 普段はたいした料理をしませんが、正月料理は工作みたいで楽しい。調子に乗って料理研究家辰巳芳子さんの本を購入。料理も言葉もとても美しい本です。厳密に分量を量って煮なますを作ってみたら、ものすごく美味しい!
 正月をはさんで、どうも絵のほうはやる気が起こらないでいたけれど、こういうちょっとした達成感が絵への意欲にもつながりそう。そろそろ重い腰を上げて、まずは色塗りかな~

 写真は紫芋の焼きいも。電子レンジの「解凍」で15分あたためてから、トースターでチンするといいと聞きまして。絶品でした。

 今年もバタバタ騒ぐと思いますが、どうか見守っていて下さい。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »