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2011年4月18日 (月)

被災地に活字を

 先日まで集めていた絵本、スボンの他に実はもうひとつ集めていたものがありました。それは、

Busshi4_2 「マンガ、雑誌、本」 です。

これは、避難所に通い出した当初から、避難生活に欲しいと言われていました。小・中・高校生は学校がはじまるまで時間があること、大人は情報が欲しい、一人の時間が欲しいことなどが主な理由でした。人付き合いで疲れている方が多いです。

集めるにあたり、真っ先に思いついたのが浮田泰幸さんです。
(スケッチの皆さんはご存知、永沢まことさんの講談社本の担当をされていた方です)。

出版業界に太いパイプを持ち、現在はフリーライター&エディターとしてご活躍なさっている中での人脈に期待を込めて、避難所から直接電話をしたところ、数年ぶりのご無沙汰の上、唐突なお願いにも関わらず、「任せて下さい!」と力強いお言葉。ただちに「被災地に活字を」というプロジェクトを立ち上げ、呼びかけて下さいました。

すると、数日後、出版社から最新刊や全巻揃いのコミック、震災以降の雑誌や週刊コミックなど、リクエスト通りどころかそれ以上のものがバンバン届き出しました。

Busshi5_2週刊誌などは、なるべくタイムリーに避難所に配っています。被災者の方は、震災後、日本や世界がどのように報じているのか知りません。いまだにテレビも観られない地区も多いです。

子供達も、小学生くらいだと友達と元気に遊んでいますが、中高校生は難しいお年頃。気の合う仲間と離れ離れになり、大人たちに構われるのもわずらわしい、そんな時、マンガや雑誌や小説が助けになると思います。

Busshi6 環境が整いつつある避難所では、本のスペースが設けられていました。すでにパンパンでしたが、係の方が、一角を指差し「このあたりはあまり読まれてないから、入れ替えしましょうか」と、スペースを空けて下さいました。他に絵本や雑誌や週刊誌のコーナーもあったので、ここにも置かせてもらいました。
かわりに持ち帰った分は、有効活用します。

 避難所に高校生の男子一人、というところがありました。話を聞いたら「自分バスケ部なんス。スラムダンクあったら超テンション上がりまス」とのことだったので、今週届けます。

 小さな避難所には、食料もままならないところもまだまだあります。それを届けるのはもちろんですが、本類も好きな方にとっては、心の栄養になることと思います。そう期待し、今後も浮田さんとお仲間に支えていただきながら、活動を続けたいと思います。

ライター浮田さんが震災後から綴られているブログは→こちら

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コメント

慶子さん、こんばんは。
ご無沙汰しております、miho(以前、スケッチ教室に申し込ませて頂いた)です。

今日、久しぶりにブログを拝見しました。
頭が、さがる思いです。

先日、ようやく、ツワリから解放され、動けるようになってきました。
これから、慶子さんの輪に、加わらせて頂きたいと思います。

宜しくお願いします。

投稿: miho | 2011年4月19日 (火) 23時42分

to.mihoさん
コメントありがとうございます!ツワリの辛さ…わかります。私も出産より辛かったといっても過言ではありません。でも、これからは動けるし、食べられるし、周囲には大切にされるし、楽しい時期ですね♪ ブログにもぜひまたいらして下さい。

投稿: keiko | 2011年4月21日 (木) 00時18分

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