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2011年4月13日 (水)

まだまだ「救援」

<物資配達の一日>

Busshi17:30 北上「さん食亭」出発
  静雄さん号(2tトラック)、岡部号→

8:30 遠野の「道の駅」にてトイレ休憩

10:00 自宅避難のお宅に到着
  仕分け、お届け、おしゃべり

12:30 隣町の避難所へ物資お届け
  物資出し・サイズ探しをしながら、他の必要物資のリサーチ

夕方、帰宅 **************

 気がついたら、震災から1ヶ月経っていました。けれど、現地の方々は「一日も進んでない。津波は昨日のことのようだ」と言います。

 避難所の食事は、いまだに1日2食や、カップ麺・菓子パン・缶詰に偏っているところがあります。それでも、初めの頃よりはずっといい、と言いますが、放っておいていい問題とは思えません。

 あちこちから届く物資も、全員分の量がなければ「不公平になるから」という理由で、集積場に積みっぱなしという話も2箇所で聞きました。大きな避難所ほど発生しています。

 人手がないからなのかと思って、自宅避難の方が手伝いを申し入れると「中の人間でやるからいい」と断られたそうです。事情があるのでしょうが、そういったことで確執が生まれるのも心配です。

 避難所宛に郵便や宅急便が個々に届けられるようになってきました。それはとても喜ばしいことですが、ある家族には食料や現金が届き、外出外食もできるようになる。そうじゃない人もいる。そういった格差も広がってきているようです。

 日本中、世界中から集まっている義援金はどこで休憩しているのでしょう?いきなり何百万とは言いません、とりあえずお見舞金という形で、わずかでも配っていただきたい。1円も持っていないのですよ。

 まだまだ、とてもじゃないけど「復旧・復興」の域ではなく、「救援」が急務だと思いました。皆さん疲れきっています。特に男性達が、焚き火の周りを囲み、ボーっと海を眺めている光景をよく目にします。衣類などの物資を持っていくと、荷運びは引き受けてくれるものの、中の物資には興味を示しません。表情にも生気がありません。

 仕事場と、仮設住宅を一日も早くと願わずにはいられません。

Wakame 自宅避難のKさんにいただいたわかめ。

「もうしばらく採れなくなるから」と、漁村のお宅に必ずあるというストッカーから出して分けて下さいました。

再び店頭でこのパッケージに出会える日まで、お手伝いさせていただきたいと思います。

一緒に行った友人hiromiちゃんのブログはこちら
現地の方々の声が聞こえてくるかのようなリポートです。お預かりしたスボンは、こうして届けられました!ありがとうございました。 

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岩手」カテゴリの記事

コメント

慶子さん ご丁寧なリポート有難うございます。 必要なのは仕事ですよね、同感です。自力でお金を稼いで生活再建したいですよ~。どんなに頑張っても私達は手助けしか出来ません。被災地の皆さんに立ち上がる力が与えられますように~。くじけないで。負けないで。

投稿: サク | 2011年4月13日 (水) 16時35分

どうして柔軟な対応ができないのでしょうか・・・?お役所仕事・・とは言いたくないですが・・。他国からの支援も同じような事が起こっていましたね~。
ものすごくもどかしい感じがします。

他地区のアパートへ入った方も「お金がないから最低限の家電を買いました」と言っていましたが、そういう事ももう少し対応出来るんじゃないか?!と考えてしまいますね~。

少しずつ、出来る事から・・ですね!!

投稿: cyami | 2011年4月13日 (水) 21時31分

救援活動いつもお疲れ様です
先日とある方のブログを通じて
ズボンを発送させていただきました。
こちらのブログに一言連絡をいれた
つもりでしたがどうやら手違いで
コメントできていなかったようです…
いきなり勝手に九州から送ったので
もしかしたら迷惑だったかも…と
ずっと気になってそれ以来こちらの
ブログを拝見させていただいてました
4月の10日までにちゃんと届いたかどうかも
不安でしたが、もしちゃんと届いて
そして少しでも被災地の皆さんの役に
立てたのなら、自己満足ではありますが
嬉しい気持ちでいっぱいです。
また、折を見てこちらのブログも拝見
させていただき、少しでも力になれたらと
思ってます。。。まだまだ東北のほうは
朝晩の寒さも厳しいことでしょう・・・・
お身体を大切に頑張ってください。。。

投稿: かなきち | 2011年4月14日 (木) 11時27分

まだまだ支援・・・
ここ数日私も実際身体を使って活動してわかったこと、やっぱり思ってるだけじゃダメね、行動に移す、そしてこうやって行動にうつしてるケイコさん、本当にすごい、お疲れ様!!私もまた何か声がかかったら絶対協力するつもりです。岩手の子供たちに文房具セット16000分、明日届くよ♪

投稿: 泉 | 2011年4月14日 (木) 11時42分

お疲れ様です。
沿岸でのレポートを見て、本当の声が聞こえてきます。我慢強い皆さんも色々な面で限界がきているように感じました。

仮設住宅が出来、プライバシーが確保されるだけで気持ちの持ちようも大分変わってくるように思います。「確執」という言葉に本当にドキっとしました。

何かサポート出来ることがありましたら連絡下さい。

投稿: すいか | 2011年4月14日 (木) 16時22分

to.サクさん
実際はまだ行方不明の家族・友人が見つからず、前へ進めずにいる方も大勢いらっしゃいます。少しずつですが、市がガレキ撤去や泥出しの仕事を避難所の方にお願いして日当を出すという動きも始まっていますが、仕事をしようという気になってもらうためにできることはあまりに少ないです。

to.cyamiさん
どこも混乱しています。もちろん被災地は一番混乱しています。みなさん不眠不休で対策を練っていらっしゃるでしょうが、どうしてももどかしく思ってしまいます。家電や調理器具は必要があればまたブログで呼びかけをさせていただきますので、ぜひ情報下さい。個人レベルでもまったくかまいません。むしろ!

to.かなきちさん
ズボン、迷惑だなんてとんでもないです!大変ありがたいです。伝票を集めながら「九州の方もいらっしゃる~」と話題になったので、かなきちさんのお荷物だったかもしれません。4月9日と12日の2回に分けて運びました。ズボンは本当に自分に合ったサイズを見つけるのが難しいらしく、あればあるほどどこでも歓迎されます。春夏物は別の箱に仕分けてあるので、もう少し暖かくなったらまたお届けに伺ってきます!

to.泉ちゃん
活動お疲れ様です!各地での活動を聞くと「まだ忘れられてないんだな」と心強く思います。文房具セット16000?!単位がわからないけど、なんだかすごそうで嬉しいです。

to.すいかさん
仮設ができれば・・・というのが、今一番の望みのようですが、どこに建てられるというのか?地元の方々だからこそ、ますます不安になられるようです。避難所になっている学校や寺も通常機能を取り戻さなければなりません。居場所のない不安というのは計り知れません。

投稿: keiko | 2011年4月15日 (金) 18時24分

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