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2011年10月28日 (金)

大船渡で炊き出し

 秋晴れの空の下、大船渡の炊き出しに行ってきました。

野球場いっぱいに建ち並ぶ仮設住宅。すぐ隣は、中学校の校庭にもびっしりと。間隔が狭くて、洗濯物に日が当たるのか心配なほどです。スコアボードの向こうには海がキラキラと輝いていました。

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この日の炊き出しは「さぬきうどん」。北上のさん食亭に、香川県の日の出製麺所さんから、なんと1万食のうどん(めんつゆ付)が届けられたのです。すごい支援です!!

それをさん食亭の大将と、北上工業クラブのみなさんが炊き出しするということで、お手伝いに。炊き出しは、どこへ行っても大人気の支援ですが、私は初体験。

これもまた事前準備が大変なのですね。機材の準備、屋台や机イスの設営、つゆや薬味、トッピングの下ごしらえ、容器や箸の準備、もちろん衛生面にも細心の注意を払わなくてはなりませんし、どのくらいの量を作れば何人にふるまえるかなど試作や試食も重ねたそうです。当日の役割分担も大切です。この日も、現地の方々がたくさん協力して下さいました。

Oofunatoudon1

「こんな機会でもないと、なかなか外に出なくてね~」と、お話しして下さる方も。「みんなで食べるとさらに美味しいね」「作ってもらって何よりだー」と笑い声もあふれ、だた一杯のうどんを提供しただけではない、意義があったように思いました。

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Ofunato2 大船渡の町中は久しぶりに通りましたが、海辺のガレキはまだまだ山積みで、骨組みだけになっても解体できないでいる建物もたくさんありました。

地盤沈下も激しく、浸水により通れない道も。かといって通行止めにはなっていないので、潮の満ち干きによって通れるのでしょう。

Ofunato3

一見平穏さを取り戻したかのように見える町並みの中に、突然大きな漁船があったりします。こんな海から離れた場所に・・・。パっと視界に入ってくると、それは津波の映像を思い起こさせます。直接体験された方々にとってはなおさら辛い光景だと思います。

Ofunato4_2

ガレキ運びや側溝清掃のボランティアさんたちを何箇所かで見かけました。地元有志の方もいらっしゃるそうです。すばらしい活動だと思います。いろいろな形の支援が、まだまだ必要とされています。

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2011年10月25日 (火)

続:ざぶとんのご支援を

 座布団は、ツイッターや直接の呼びかけ活動も行い、着々とご連絡をいただいています。

Tono6 和歌山県のI様より4枚
東京都S様より3枚
東京都T様より4枚
神奈川県K様より8枚
埼玉県N様よりカバー8枚
埼玉県H様より10枚

合計で、座布団29枚、カバー8枚です。

さっそく、自治会長さんの奥様にお伝えしたところ、「早いですね!ネットのすごさにはただただ驚かされます、ありがたいです」、そして、何度も「図々しくてすみません」とおっしゃっていました。

震災以降、このやりとりを繰り返していますが、やはりいつまでたっても「ただでいただく」ということには慣れないそうです。申し訳ない、ここまでしていただくなんてどうお返ししていいかわからない、という思いを常に持ってらっしゃいます。

でもやはり、必要なものなのです。そこで暮らす方々のために。

座布団の需要は他の仮設エリアでもあると聞きましたので、まだまだ募集を続けさせていただきます。

大きなものなので、荷造りにもご負担をおかけしますが、どうぞよろしくご協力をお願い致します。

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2011年10月22日 (土)

ざぶとん、ありませんか

 大槌町のとある仮設エリアの自治会長さんからのお願いです。

「仮設住宅の集会場で使う、座布団が欲しいです。

このところ、ボランティアさんによるお茶っこの会や、各種説明会や健康相談などで、集会場を使う機会が増えてきましたが、フローリングの冷たい床にそのまま座るのが、お年寄りにはきついです。

ご家庭やお店などで古くなって使われていないような座布団がありましたら、ご寄付いただけないでしょうか。」

とのことです。

できれば、40~50枚あると助かるそうですが、数枚でも必要な方に譲り合って使われることと思います。

Kuri3 ご協力して下さる方は、岡部yqb00713@nifty.com までご連絡下さい。

直接仮設住宅へお送りいただきたいので、ご送付先住所をお知らせします。

送料などもご負担いただかなくてはなりませんが、どうぞご協力をよろしくお願い致します。

写真は、この日いただいた栗。
大きくて立派です。

後ろに写っているのが、座布団を希望されているの仮設住宅です。風が吹き抜け、冬の寒さも厳しいと思われます。

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2011年10月18日 (火)

再開、スケッチ教室

Kaneclass1  今日は一日のみのスケッチ体験講座を開きました。
教室はほぼ一年ぶりです。

 はじめての方を対象にした講座では、「描きたい」というワクワクの気持ちを盛り上げて、「描けるかな」という不安をひとつずつ消すことを心がけています。つまり私は、「いいですね!」「大丈夫です、その調子!」と言う役です。

 今回は3時間の講座で、1人1作品を仕上げ、11月の町の文化祭に展示するという目標がありましたが、見事皆さん仕上げられました!

最後に並べて褒め合い、とても喜ばれている様子を見て、私も嬉しさひとしおでした。

「高校の時は絵を描くことが大好きだったのに、それ以来一度も筆をとれずに50年近く、こういう機会を待ってました。願い続ければ、叶うんですね」と、目を輝かせながらお話して下さったご婦人に、心が動かされました。

 実は、今回この講師のお話をいただいた時、一度お断りしたのです。「震災の活動がまだまだで、絵に向き合えない」という、正直な気持ちをお伝えしました。ですが、考えて考えた末、「すみません、やっぱりやらせていただけますか」と連絡しました。いつまでも、立ち止まっていられないと思ったからです。そんな私を受け入れて下さった協会の方々にも感謝しています。

 教室終了後、「講座を継続してほしい」というご意見をいただきました。担当の方とも相談し、今後も続けていくことに決めました。新たに募集しなおして、新しい講座として、1月から始める予定です。

 いつもお世話になっている「こけめ農園」のヒロミさんが、今日は教室の間ベビーシッターをしてくれました。また、教室で描いた野菜は、「こけめ農園」で今朝採れたての無農薬野菜。参加のみなさんに「おいしそう~!」と大変喜ばれました。いつも助けられています。

Cokeme2

 明日は大槌町へ。ヒロミさんのところに大量に贈られた、さぬきうどんをお届けに行って来ます。エコたわし、くるみも預かってきます!

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2011年10月15日 (土)

絵心誘う、秋

 数日間、東京に帰省してきました。

車での往復では、稲刈りと紅葉の風景が目を楽しませてくれました。

震災後にぼこんぼこんしていた東北自動車道は、改修工事が進み、ガタガタするようなところはほぼありませんでしたが、まだ大きなうねりによるフワンフワンした感じは残っていました。工事も数箇所で行われており、その横を抜けるのに1時間半かかったところもありました。とはいえ、被災証明で走らせてもらっている身、ありがたく思わなくては。

2歳の息子は、半分は寝てくれるものの、あとの半分は大騒ぎ。チャイルドシートを脱出するので、サービスエリアに入ってご機嫌をとって、また装着。大声で童謡を歌ったり、おやつに夢中にさせたり、格闘です。まぁ、眠気覚ましの役割としては最適です。

東京では佐藤麻衣子さんの個展に行き、明るく柔らかな光あふれる作品にうっとり。。その作品の演出や、訪れる方々のおしゃべりなどを眺めているうちに、私も少しずつまた描きたいなという気持ちがわいてきました。
絵を通して親しくなった人達にもむしょうに会いたくなりました。

折りしも、来週は久しぶりに教室を開きます。
金ヶ崎町芸術文化協会からの依頼で、一日だけのスケッチ教室です。定員20名は、協会の方のご尽力により、満員になりました。

秋の花、食材などをモチーフに用意したいと思います。私も久しぶりのスケッチなので、はじめての方々と同じ気持ちで、ちょっと緊張しつつ、大切に線を引き、色を付けていきたいと思います。

また一歩前に進めると思います。

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2011年10月10日 (月)

くるみ、売切れ!

なんと、すごい勢いでご予約の連絡をいただき、また、今後落ちているくるみが減ることを予想して、話し合いの結果、ここまででくるみの予約受付を終了させていただきます。

10月末まで受付などとお約束しておきながら申し訳ありません。

取り急ぎお詫びとご報告です!

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2011年10月 8日 (土)

大槌町のくるみ、予約受付開始

 前回の記事でくるみの話を書いたところ「購入したい」というお声をいただけましたため、さっそく元漁師のカツオさんに報告しました。

 その後もひたすら拾い、剥き、洗い、干し続けているそうです。
かといって、あても無いというので、販売の話を相談してみると「それは、ありがたいなあ」とのこと。

 110928_143558というわけで、このサイトで通信販売させていただきます!

 インターネットや地元産直で価格調査しました。ネットだと、国産殻付きくるみは、
1キロ1000円~といった感じ。けっこうな高級食材ですね。地元産直では400円からありました。

 先日いただいた(写真)、オレンジ色のネットにいっぱいに入れると2キロ。

 というわけで、カツオさんと相談の上、
以下のようにさせていただきます。

111008_100719 ◆大槌町産 殻付きくるみ(鬼くるみ)◆

 2キロ 1000円 +送料

 お申し込み 10月末まで 締め切りました

 発送 11月上旬から順次

  <お申し込み先>

 岡部メールyqb00713@nifty.com

  ・お名前
  ・ご住所
  ・電話番号
 ご希望の量(2キロ単位だと助かります)

 をご連絡下さい。

お支払いは、くるみ到着後に送料分と共にお振込みいただきます。
送料の目安は、「東京に2キロ」の場合600円前後です。

3週間以上干したものをお送りします。大きさは、大小さまざまです。
殻入りのままなら1~2年保存できるそうです。

売上は全額、カツオさんにお渡しします。

パンやクッキーに入れたり、サラダに散らしたり、佃煮に和えたり、すってめんつゆに入れたり、くるみダレにお餅を絡めたりと、使い道はいろいろ。玄関にころりと飾って置くのも可愛いです。

割って、中身をほじくる作業も楽しいです。上手にぽろりと大きく取れたときは快感で、誰かに見せたくなります。くるみ好きの知人に食べてもらったら「味が濃い!」と好評でした。

カツオさんのくるみをどうぞ宜しくお願い致します。

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2011年10月 5日 (水)

仮設事情・・・狭い!

 寒さも本格化してきて、「冬物の物資はいりませんか」というお問い合わせをいただきます。大変ありがたいことですが、仮設におじゃまして感じるのは、もう本当に物をもらっても置く場所がないということです。欲しいものがあっても、もらえないのが現状です。

 私たちがおじゃましている仮設は、一応「2DK」ということですが、部屋は4帖半2間に押入れがひとつ。ダイニングキッチンとは名ばかりで、玄関入ってすぐ横に小さなシンクとガスコンロがあり、壁に沿って常設の大きな冷蔵庫と洗濯機とレンジや炊飯器、電気ポットなどが並び、必要最小限の食器棚を置くと、もういっぱいで、とてもそこで食事するスペースはありません。

 となると、4帖半の1間は食事をしたりテレビを観たりする部屋となります。冬が近づいてコタツを入れる人もいます。ファンヒーターも必要です。そのスペースに夫婦と親御さんとで暮らしている方や、車椅子の方、介護をされている方もいます。山積みの荷物の隙間にふとんを敷いたり、コタツに半身を入れて寝たりするそうです。大きな地震が来たり、ストーブから火事が出たりしたらどうしようと不安になります。

 それでも支援物資で消耗品などがあれば、もらえるだけ抱えて帰りたいのが心情です。仕事がない、車もない人が大勢ですから。物資の持って行き方を考え直さねば、と感じています。必要なタイミングで必要な物だけを平等にお届けできるといいのですが、それは大変難しいことです。

*****

Kurumi1_2  最近、仮設住宅のあちこちで見かけるもの、それはくるみを干している様子。この時期、川べりに多いくるみの木の下にはたくさんのくるみが落ちています。
今まで秋は海の幸に大忙しだった沿岸の人たちが、山の幸の収穫に。「くるみの実なんて初めてみたよ」という方も。

Kurumi2

 くるみを下さったのは、元遠洋漁業の漁師さん。
震災直後はガレキ撤去や、壊滅した漁港で漁に使う道具の選別などの仕事をされていましたが、そういった仕事の賃金となる補助が終了したということで、やることはまだまだ山ほどあるのに作業はできず、収入源を失いました。でも、動かずにはいられない様子で、毎日自転車で出かけて行っては収穫し、家の前にはたくさんのくるみが干されていました。くるみを入れるネットも準備してあり、どこかに卸すのですか?と聞いたら「あげるの」だそうです。
お言葉に甘えていただい来てしまいましたが、こういうものが収入につながるといいのにな、と思います。

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