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2014年5月11日 (日)

風聞園の山野草~前編~

 一関の「風聞園(ふうもんえん)」さん、今年は5月2日に開園しました。(冬期と真夏は閉園されています)

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広い雑木林の中に、自然の地形を生かしながら小路が作られ、散策できるようになっています。そこへ沿うように山野草を自然なかたちで繁殖させ、散策路の先にある古民家で美味しいコーヒーと手作りのお菓子を提供されています。

お休みの間に手入れされた山野草園は素晴らしく見ごろです。

冬は雪が積もり、春先はクマも警戒しなくてはならない環境で、ゴールデンウィークの開園を目指すには、どれだけ大変かと慮られます。

今年から開園日が金・土・日になります。(去年までは、水・木も)

見ごろが短い花もありますので、この時期は毎週末足を運びたいところです。

昨日は、お客様の切れ間に奥様とお庭で話すことができて、たくさん花の名前を教わりました。ここで紹介したいと思います。

予習して誰かを連れて行き、すらすら花の名前を言ったりなんかしたら、かっこいいですよ~。

まずは、こちら。

■ シラネアオイ(白根葵)

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7~8cmの薄紫の花。花びらは透き通るくらいに薄く、そよ風でもふわふわ舞ってしまいます。華奢でひらひらしている感じがとても女性っぽい印象です。日本固有種。山野草市では他の色も見かけますが、白は高かったです。

■ イカリソウ(碇草)

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イカリの形から。たくさんの種類があり、風聞園さんにも他の色がありました。探してみて下さい。ちょっと下向き加減なので、足元よーく注意して。

■ クマガイソウ(熊谷草)

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これは大きいめでわかりやすいです。地面からの高さは30~40cmくらい。ふくろのような花が垂れ下がっていて、不思議な花です。ラン科。5株くらい集まって咲いていました。

■ マイヅルソウ(舞鶴草)

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これは小さいですよ~、見つかるかな。(写真もピンボケだし←あまり地面に近い花はムシがいそうでおっかなびっくり腰が引けます)
クマガイソウのふもとにあったので、目を凝らして下さい。

■ コケリンドウ(苔竜胆)

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わかりますか?真ん中に4つほど蕾が上を向いているでしょう。背丈はわずか2~3cm。指をさして「これ」といわれるまで気づかないさりげなさです。木陰にありますが、太陽がうまくあたると、ぱっと花が開くそうです。こちらも、クマガイソウのふもとです。

■ ホウチャクソウ(宝鐸草)

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比較的目立ちます。花(これが咲いている状態)の部分で3cmくらいありました。宝とは、寺院の四隅の軒先から下げられている飾りことだそうです。「増えて増えて仕方ないのよ~」とおっしゃっていました。強い花のようです。

■ シュンラン(春蘭)

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これは、もっともっと春先の花。でも、奇跡的に残っていました。よく見ると「ラン科」という感じですが、花の色が葉っぱっぽいので目立たず、さりげなく、いかにも山野草。つくしに花が付いちゃったような風貌です。でも、ファンはとても多いようです。

*****

ひとまず、前半はこのへんで。

山野草はとにかく、「さりげない」「小さい」「見つけづらい」です。それが宝探しをしているように楽しく、好きな人にはたまらないポイントでもあると思います。

後編に続きます。

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メインイベントである(と思う)「山芍薬」は今週中に開花しそうです。

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