絵本が(きっと)できるまで 第一回
絵本を作ろうとしています。
文章は預かっており、私は絵と製本の係です。
さて、まずはじめに何をすればいいでしょう。
何もわからないので、まずネットで絵本の自費出版について調べてみました。わんさか業者がありました。これは、細かく見比べ始めたら膨大な時間がかかると思い、さらっと見るだけにしました。
その中でわかったことは、「素敵な本を作るにはかなり、かかる¥」ということです。でも、それは覚悟の上。出せる範囲で探すしかありません。
事前に知っておいてよかったと思ったことは、縦開きより横開きの方が高いことがある、ということです。すべての業者について調べたわけではないので、わかりませんが、そういうところもありました。変形、凝った作りにしようと思ったら、ますますでしょう。
また、本のサイズが大きくなれば当然高くなります。
そんなこんなで、今のところ、A4サイズの横開きにしようかと考えています。
横開きは高いかもしれないけれど、旅をする物語なので、横のほうが距離を感じられるかなと思ったからです。
そう、物語は「白馬が旅をする」という内容です。
主役が白馬なのですが、いままで馬と触れ合ったことなどまずないですし、白馬は間近で見たこともありません。そこで、図書館に行き、まずは馬の図鑑、そして馬が主役の絵本を片っ端から借りてきました。
イベントで「乗馬体験」「ポニーに乗れる」などを見つけては、実物の馬を見にいきました。馬の世話をしている人に話を聞いたりもしました。
馬の表情は耳に出る、なんていう話は描く上でとても重要だと思いました。
それと、馬にかかわらず、自分が好きだな~と思う雰囲気の絵本をたくさん読み漁りました。こんな風に描けたらというものはたくさんありましたが、まあそれはそれなんですよね。1枚2枚真似したところで、30枚持続できるはずがありません。
自分のいつもの調子でするする描ける画風でいくしかないのです。
それでも、構図や大胆な切り取り方、参考にできることはたくさん。
文章のどの場面を絵にするのかなど、考えだしたらかなり深いのです。
・・・と、そんなことを考えて半年以上経ってしまいました。
まったく、頭でっかちになりすぎているかも。
いい加減、手を動かさなければ。
カメの歩み、いや、できればカメの速足で、馬の絵本を作ります。
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